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惚れて通えば千里も一里

瑞山いつきの公式ブログです。

 

非実在青少年規制について、ご存じでしょうか? 

東京都の第一回定例会の第30号議案で、「東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」が審議されました。その中に『非実在青少年』を規制するものがあります。非実在青少年とは、漫画やアニメなどの登場人物のうち、服装や所持品、学年、背景、音声などから「18歳未満として表現されていると認識されるもの」を定義した新語です。

東京都の非実在青少年規制関連の報道発表資料がこちらです。

結果として継続審議となりましたが、廃案となったわけではありません。これに影響を受けて大阪も検討をはじめてしまいました

児童ポルノを規制するのは喜ばしいことですが、正直、非実在青少年規制と一緒にされるのは不本意です。

以前ブログでも書かせていただきましたが、一部の規制が多くの書物に多大な影響を与える場合がありますし、一部が禁止されたら、そこにひっかからなかったとしても世間の流れとして、多くの物語が敬遠される可能性があります。

具体的な例として、「ちびくろサンボ」が人種差別を訴えられて絶版になった時、黒人、またはそれに近い容姿の登場人物がいる物語にまで影響が及び、自粛という形で本が絶版になったり、登場キャラクターが変えられたりしました。それと同じ現象が起こる可能性はないでしょうか?(わたしは「ちびくろサンボ」は罪のない、楽しい物語だと思っています。オリジナルの話はインドの少年であり、黒人でなかった等の改変があったようですが、それを知らなくても純粋に楽しんでました)

何よりも、審議、検討するメンバーに、出版側、反対派になると思われる人物がいないことに疑問を覚えます。(『等』の中に入っていたら申し訳ありません。けれど、それならそれで公表していただきたいです)このままでは一方的な内容で検討されるのではないか、審議が議決されるのではないかと不安に思います。

本当に規制は必要なのか、何かしらの枷が必要だったとしても、それは創作物にまで──クリエイターが作る世界観にまで踏みこんでいいものなのか、一緒に考えていただけたらいいなと思っております。

先日記事に書いたとおり、個人的には創作側が作るべきものに行政は足を踏み入れべきではないと思っておりますし、いままでの成人指定内容で充分だと思っております。その代わり成人指定マークの大きさをわかりやすく定めて、売り手への徹底注意を促す程度でいいのではないでしょうか?

それ以上は個人の問題、家族の問題であって、行政が首を突っこむような問題ではないと思うのですよ。

※最後に、本来当ブログは記事への直接リンク、転載をお断りさせていただいているのですが、東京都が行おうとしている改正案を一人でも多くの方に知っていただくため、カテゴリ「青少年健全育成条例について」の記事のみ、リンクフリーといたします。必要だと思われた方は、ご自由に転載くださいませ。
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Category: 青少年健全育成条例について

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ざくっと御礼。 

ツイッターのほうで、少々返信してしまったので、拍手コメントのほうにも返信しておきます。

ちょっと数が多いので、大雑把な返信になってしまい申し訳ございません。そして、書き終わってみれば、明らかに東京都の青少年育成条例改正案のことで語っていて申し訳ない。それだけ重要視しているのだとご理解いただければ幸いです。

では、以下。
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Category: 青少年健全育成条例について

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東京都の青少年育成条例改正案をご存じでしょうか?(21日追記) 

漫画・アニメの「非実在青少年」も対象に 東京都の青少年育成条例改正案

ちょっと長い記事ですが、できればご一読いただければいいなと思います。漫画やアニメと記事にはありますが、小説、ゲーム、同人誌等の創作物のすべてがこれに入ります。プロアマ問いません。

「東京都の条例だから関係ない」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、

大手出版社のほとんどは都内にあり、流通の要も東京都です。

改定案が施行されれば、すべての創作物に影響があるのだということを念頭においてくださるよう、お願い申し上げます。

注目していただきたいのが下記の部分です。

都の改正案のポイントは、「青少年の健全な育成」に対する考え方の拡大だ。改正案では、18歳未満の青少年が性的対象として扱われている書籍や映画などを「青少年性的視覚描写物」と定義。その上で、「青少年性的視覚描写物をまん延させることにより青少年をみだりに性的対象として扱う風潮を助長すべきでないこと」を都の責務だと規定している。

現行条例が「不健全」性を「性的感情の刺激」「残虐性の助長」「自殺や犯罪の誘発」という比較的あいまいな表現で規定しているのに対し、改正案はこれに「青少年をみだりに性的対象として扱う風潮の助長」、つまり「青少年性的視覚描写物」という特定のジャンルの表現そのものを「不健全」なものとして追加、制限の対象に加えている。「青少年を性の対象にする」表現の抑止が改正案の狙いの1つだ


創作作品の表現も条例の対象に含めたのが大きな点だ。改正案は、漫画やアニメなどの登場人物のうち、服装や所持品、学年、背景、音声などから「18歳未満として表現されていると認識されるもの」を「非実在青少年」という新語で定義する。

その上で「非実在青少年」による性交などを「みだりに性的対象として肯定的に描写」することで「青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し、青少年の健全な成長を阻害するおそれがあるもの」も、不健全図書に指定できるようにした。従来の基準に該当しない漫画やアニメでも、「非実在青少年」による性行為などを描いている場合、不健全図書に指定される可能性がある。



はっきりいって、ほかにも抜粋したいところは山ほどありますが、クリエイターの端っこにいる人間として、身近でわかりやすい問題を重点的に書かせていただきたいと思います。

もっと詳しく問題点を知りたいと思ってくださった方は、親切な方が問題まとめサイトを作ってくださっているので、そちらをご覧くださいませ。
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Category: 青少年健全育成条例について

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