09 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 11

惚れて通えば千里も一里

瑞山いつきの公式ブログです。

 

マギの魔法使い エメラルドは逃亡中(ややネタバレ) 

マギの魔法使い―エメラルドは逃亡中! (角川ビーンズ文庫 44-11)マギの魔法使い―エメラルドは逃亡中! (角川ビーンズ文庫 44-11)
(2007/08/31)
瑞山 いつき

商品詳細を見る

確か小学校3年生くらいの時に、『オズの魔法使い』の漫画を読んだんですよ。もう作者もわからないのだけど、少女漫画のような絵で、主役のドロシーもすごく可愛らしくて、『オズの魔法使い』そのものを知らず、少女漫画としてそれを読んでいたわたしは、どうしてドロシーが恋に落ちないのだろうと疑問に思っていました(笑)

今思えば相手がライオンだったり、ブリキの木こりだったり、案山子だったりするのだから当然なんですが、少女漫画=恋愛ものという認識があったわたしは、いつかドロシーに恋の相手が現れるのだろうと期待していました。結果は、誰とも恋愛せずにドロシーは故郷に帰ってしまったわけですが、当時のわたしはどうしてもそれに納得できせんでした。

『オズの魔法使い』のキャラクターを人間にしてしまおうと思ったのは、それを覚えていたからなんですが……恋愛なしの物語展開に憤りを覚えていた自分はどこにいったのでしょうね?(笑)

これのプロット以前のたたき案を編集さんにだした時、電話口でも目を輝かせているのがわかるくらいウキウキした声で、「今はやりの逆ハーですね!」と告げた担当様にすごく驚きました。

オブラートに否定するべく「わたしの思う逆ハーは、もっと甘いものなんですけど」と某乙女ゲームの金字塔を例にだしたのですが、LoveじゃなくてLikeでも逆ハーと言うのだと、そのまま逆ハー認定されました。

一応その場はまあ、面倒になっ……プロット前だからまあいいやと沈黙を守ったのですが、さすがに内容を書く段階になった時には、「たぶん大丈夫だと思うけど、あおりに『逆ハー』の単語は使わないでくださいね」と念押しさせていただきました。

当時の帯を持っている方はご存じでしょうが、担当様の逆ハーに対する未練が透けて見えます(笑)それが今や「マギは恋愛ものじゃありませんから」と、きっぱりと言い切るようになったんだから、時の流れは偉大と言おうか、色々と諦められてしまったと言うべきなのか……別にまったく恋愛色がないわけじゃないつもりなのになぁ。




エメラルドのキャラクターについて、一巻のプロフィール欄で少しお話していますが、彼女のキャラはその後にもう一度変わっていて、そのエメラルドは鎖骨ヘソちら太ももの三拍子そろったボーイッシュな女の子でした(笑)

三つ編みと黒リボンとペンダントは変わらず、服装が胸下で雑に切ったティーシャツ(インナーつき)にショートパンツで、サスペンダーをさせるつもりだったんです(ウォレスの服のリメイク設定)。そのほうが白魔女になった時にインパクトあるかなぁと思っていたのですが、色々あって普段の姿は初期エメラルドになりました。

ラグナもはじめはもっと大人っぽい感じのセクシー担当にしようとしていたんですが(大笑)カルロスのキャラを優先させたため、思春期小僧に変更しました。

ウォレスはまだ「イイヒト」装ってさりげなくエメラルドとわかれようとしていたから、1巻だと腹の黒さが薄いですね。巻を追うごとに黒くなっていったのは予定どおりではあるんですが……さすがにちょっと黒くしすぎたかと思わないでもないです。

Category: ビーンズ文庫裏話

Tag: マギの魔法使い裏話 
tb -- : cm --