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惚れて通えば千里も一里

瑞山いつきの公式ブログです。

 

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マギの魔法使い 国王は求婚中(ややネタバレ) 

マギの魔法使い―国王は求婚中! (角川ビーンズ文庫 (BB44-12))マギの魔法使い―国王は求婚中! (角川ビーンズ文庫 (BB44-12))
(2008/01/01)
瑞山 いつき

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たぶん、今までで一番プロットのリテイクをくらった話です(苦笑)

初期のプロットでは、表紙で存在を主張している国王はちらりと出てきましたが、パットは影も形もありませんでした。では誰がエメラルドに求婚する予定だったかというと、クリスの前身である国王……の息子こと9歳の王子様です(笑)初期プロットだと、クリスは一児のパパだったんですよ。

日の光をバックにファンファーレ(連れ歩いている音楽隊がいる)と共に赤いマントをはためかせながら登場し、若干9歳にして世界征服を企む天才児設定だったんですが……。

「面白いとは思うんですけど、それは少女小説じゃありません!」

との担当様の一言にて却下となりました。だるま体形でハルベルトに次ぐ剣技を持つくるりんヒゲの副官とか、その副官と国王夫婦の馴れ初めとか、実はその副官は王妃様に忍ぶ恋をしていたとか、愛妻家だとか本筋にまったく関係のない、自分ひとりが楽しい設定をもりもり考えていたから愛着があって、なんとかこのキャラたちを少女小説テイストに直そうと努力しました。

王子のキャラクターが、自分のオリジナルキャラの転用だったので(性別や性格や舞台が違うから、もはや別物だけど)思い入れが強かったんです。なにより、カエルさんのレインコートを着せて、それとおそろいの雨傘を差させたかった!!!そしてそれをイラスト化してもらいたかったんです!!!

しかし何度も何度もプロットを書いて、同じ台詞を繰り返されて……ようやく悟りました。

こいつらのキャラクターが少女小説キャラじゃないんだ。←もっと早く気づけ。

では少女小説らしいキャラとはどんなのだ?と考えて、現在のクリスとパットが誕生しました。あとがきにも書きましたが、パットのモデルは遠山の●さんです!!

どうして『少女小説らしいキャラ』からそっちにいったのか自分でもわかりませんが、ヤケクソ具合はなんとなく伝わるのではないでしょうか?(笑)そして、やつらをだしたプロットは、一発OK。

我ながら美形率が高くて辟易していたので、パットの副官のギルはいかつい容姿にしました。小動物や子供が好きなのに、顔が恐すぎて道端の猫にも逃げられる男です(でも可愛い奥さんと子供がいるから平気)。王子の副官の設定を引きずって、彼もまた愛妻家です(妻も子も登場してないけど)。


メインに関して言えば、一巻から伏線を張っていた恋愛感情が少しだけ強調されていますね。

エメラルドは見習いの白魔女でも仕事を仕事としてきちんと認識しているし、地に足着いた目標を持っているので精神年齢が高いです。もちろん自分もそうであろうとしているし、周りもそう見ます。だからこそ逆にエメラルドを子供扱いするような、包容力のある大人な男性に弱いだろうと、彼女の恋のお相手はハルベルトになりました。

まあ一緒に旅をしている身近な男が、ウォレス、ラグナ、トト、ハルベルトなんだから、そんな理由がなくても普通の女の子なら消去法でハルベルトを選ぶと思いますけどね(笑)なにせ比較対象が自分を嫌っている腹黒と、乱暴な誘拐犯、可愛い年下の少年ですもの。

ちなみにエメラルドは、こっそりひっそり一巻からハルベルトを意識してます。美形率が高いもので、初対面でのきなみときめいているから目立たないけど(笑)

目の前にいい男がいたら、多かれ少なかれ意識するのが普通だと思うので後悔はしていないのですが(色々伏線あるし。エメラルドは普通の女の子がベースだし)、それでも小説的にはもっと強弱をつけてもよかったかしらと思っています。……でもやっぱり、それだと恋愛感情が表にですぎてストーリーが進まなそう(苦笑)バランスって難しいなぁと、いまだに思います。

あ。エメラルドといえば、この巻でエメラルドが登場するイラストの6枚中5枚が違う衣装です(笑)イラスト指定してくれた担当さんと描いてくれた結川さんありがとうございました!!プロアマ含め、ここまで衣装チェンジさせた話を書いたのははじめてです♪

この話を書く前に結川さんとお会いする機会があって、その時に「コスチュームを考えるの好きなんです」と言ってくださったので、思いっきり甘えました♪

わたしの話にしては珍しく、男性陣もコスプレしているんですが、残念ながらイラスト化されたのはウォレスのみでした。舌打ちしつつも、エメラルドがいるからまあいいやで流しましたけど(笑)

Category: ビーンズ文庫裏話

Tag: マギの魔法使い裏話 
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