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惚れて通えば千里も一里

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白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて(ややネタバレ) 

白と黒のバイレ  白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)
(2009/12/01)
瑞山 いつき

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2巻のプロフィール覧に書いたので、この物語を書くきっかけは割愛いたします。たった一晩の勢いだけで、書こうと決意いたしました(笑)

タイトルは、とりあえずメインキャラに外見が白いのと黒いのがいるから、それが入るタイトルにしたかったんですよね。で、二人でやるのはなんぞや?と、ダンスが浮かんだ結果、二転、三転して、現在のタイトルに落ち着きました。

決定一段階前は『バイレ・モノクロモ(Baile Monocromo)』(モノクロのダンス)で、マルディシオンも白いし、こっちがいいなぁと思っていたのですが、

「意味がわからなすぎです」

との担当様ツッコミにより変更。でも、さりげなく現タイトルの横にアルファベットで記載されてて嬉しかったです。

白と黒のイメージ先行でタイトルをつけたので、てっきり白黒と略されるかと思っていたのですが、蓋を開けてみるとバイレと略してくださる読者様が圧倒的多数で、いつの間にか自分でもバイレと略するようになりました。



キャラクターは、ヴィジュアル先行で決定いたしました。

白と黒の色彩の対比と、大人と少女、剣士と魔術師、騎士と姫君。理想は三十半ば過ぎの自堕落な無精髭のオッサン(男の色気は三十路すぎからだと思います)と、10歳未満の超美少女なのですが、少女小説の限界に挑戦すると、後々色々とアレでソレなので、いじくり回して現在の形となりました。

1巻の表紙折り返しのプロフィール欄にも書きましたが、趣味です。

お姫様らしいお姫様が主人公の物語って、少女向けだと意外と少ないんですよね。それにどうせ趣味に走るなら可愛い女の子が書きたいとブランカになりました。

お姫様が主役になると、どうしても上品な口調が中心となってしまうため、全体のバランスを取るために、セロは粗雑な口調となりました。(傭兵出身の父の影響という設定なので、公式の場では、ちゃんとした口調になりますが)

セロの中身は『大人の男』というより、『気心の知れた年上の男』設定です。
20代半ばの男って、そんなに大人じゃないよね?的な偏見によって設定しております。もちろん社会に出ているし、それなりに格好をつけることも覚えている年代だし、現代人よりも社会における個人の責任をしっかりと認識している世界の人間だから少し迷ったのですが、幼馴染み設定でブランカの作る無意識の壁と牽制を自然に通り抜ける人物と考えていくと……でき過ぎた人間だと無意識に張り合うというか、『あなたに相応しいように、もっと立派な人間になりたい』と、逆にリラックスできなさそうなので、現在の形になりました。

あとセロの年齢設定が色んな段階で、ブランカよりも年下→同い年→年上と変わっていったことも要因の一つですかね?年下設定のほうが色々と頑張るから、むしろ包容力はそっちのほうがあったかもしれないとは思います。同い年だと、今よりももっと距離を置こうと意識するかな?今の形のほうが、中途半端に余裕と自信があるから、うかつにブランカに近づきやすく作者に優しいです(笑)

ちなみに年下からはじめても、最終的にセロとブランカの外見年齢は現在の形になる予定でした。

次に、お姫様らしいお姫様なら、現実的に考えて生活の世話をする侍女が必須だろうとリリアナ誕生。しっかりものの侍女をコンセプトにキャラ設定をしていきました。

マルディシオンは……キャラクターから作っていったというより、お話から作っていったキャラですかね。もちろん、実際に執筆する前に彼の過去やら性格やら、それに至った理由やら設定しておりますけれど。まず物語……というか、ブランカありきで設定していきました。

ロベルトは裏表のない『白馬に乗った王子様』イメージ。綺麗な顔もそれ以外の顔も彼の素で、どちらかを装ってるということはありません。両方ロベルト。だから彼は腹黒なわけではなく、単なる純黒です♪(純粋に黒い)

ものすごく読者様にはどうでもいい裏設定でしょうが、冒頭の狒々の魔物には、傷つき倒れた兵士たちをドスドスと踏みつけながら、華麗に踊る見せ場のシーンがありました。はじめ、すべての魔物は名無しにしようとしたのですが、彼のダンスはわたしのお気に入りシーンなので、ギリギリまで削るのを嫌がって、担当様と細かく打ち合わせをしていたら、段々「狒々の魔物」と言うのが面倒になって、0.3秒くらいで「ジョシュアくん」と命名。「そんな可愛らしい名前だったんですか!」と担当様が驚いてくださったので、仮名から正式名称になりました。作中にはジョシュアくんの名前がありませんけど。ちなみにそのダンスシーンは心の底から物語の主軸に関係ないと我に返った結果、ごっそりと削りました。

狒々にジョシュアくんと命名したのならば、獅子にもせねばと思い、可愛い名前つながりにしようと思った結果、『ガトーショコラ』からガトーと名付けました。実はマルディシオンが移動に使用する三つの光にも一つ一つ名前があります。本編ででるかどうか自分でもわからないので、最終巻まで名前がでなかったら、そのうち裏話で書くつもりです。



まあ、ファンタジーなので、現実の国と同一視する人はいないかな?とは思うのですが、1巻のあとがきで実在の国名をだしてしまったので念のため。

スペインだけを舞台モデルにはしておりませんし、かなりオリジナルな世界観です。土地の形ももちろん異なります。

言葉というか、単語はスペイン語を意識しております。ただ、人の名前は正確に表現しておりません。なるべく忠実に表現しようとすると、『マギの魔法使い』のパットとかクリスのような長い名前になってしまうのですよ。貴族だと特に。スペインでは名前と父方の名字だけ名乗ることが多く、正式名称は滅多に使わないという話も聞いていたので、読みやすさとわかりやすさを優先しました。

食生活も(場所によりますが)スペイン。日本とはだいぶ食生活が違うので、混乱をさけるために作中では必要なところ以外あまり説明していませんが、一日五食の食生活は、純日本人のわたしには耐えられそうにありません。短編でちらりと書きましたが、朝から揚げパン(チューロ)をホットチョコレートと一緒に食べるお国柄です。

完全にスペインをモデルとするならば、本当はシエスタ(午睡、お昼寝です)も書くべきなのだろうけど、認知度に不安があったのと、働き者の日本人に一般受けする習慣ではないうえ、ブランカの真面目さが伝わりにくくなってしまうため、マルアスル王国ではシエスタをしないことになっております(場合によってはより強調できますが、書くと物語のテンポが狂いそうですし)

シエロ王国はモデルの国がごちゃごちゃとありますが、もちろん忠実には再現しておりません。ただ、国内でこういったことをしていれば、産業とかも発達して豊かな国になっているんだろうなと思ったことはさらっと書かせていただいております。

Category: ビーンズ文庫裏話

Tag: 白と黒のバイレ裏話 
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