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惚れて通えば千里も一里

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白と黒のバイレ 踊れ、終演のカンテと共に(ネタバレ注意) 

白と黒のバイレ  踊れ、終演のカンテと共に白と黒のバイレ 踊れ、終演のカンテと共に
(2010/07/31)
瑞山 いつき

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ややネタバレではなく、正真正銘ネタバレしておりますので、ご注意ください。


3巻にして、本編の完結巻です。

タイトルで全3巻とわかるかなー?と、思っていたのですが、意外と気づかれなかった方のほうが多かったらしく、ちょっぴり寂しかったです(笑)

あとがきにも簡単に書きましたし、タイトルや巻数のことを書くと少し長くなってしまうので、後日また改めて語らせていただきますね。



こちらの本は表紙イラストが三人で、ちょっぴり残念だったのが印象深いです(苦笑)いえ、イラスト自体は動きがあって素敵なのですけれど、『白と黒のバイレ』の表紙は、すべて二人組で統一するといったことをはじめに聞いていたので、最終巻は大人ブランカと子供ブランカだと思っていたのですよ。

はじめから全三巻を前提とした物語だったもので、前担当様が中身のイラストとかを全力で遊んでくれたから、最後までこだわれるものだと思ったんですけどね(表紙絵に関しては期待が大きかったゆえの個人的なこだわりですが。ちなみにこの本の本文より二代目担当様に変わりました。プロットまで前担当様)

ありがたいことに好評いただいたおかげで、短編集という形で最終巻が追加されることとなり、全体のバランスを考えての結果だそうです。よって、大人ブランカは最終巻である短編集の表紙を飾ることとなりました。まあ、結果オーライ(笑)



さてはて困った裏話。バイレは本当に趣味先行で書いてしまったので語るところがないのですよ(苦笑)

下手に一人一人の心情について語ると野暮になるしなぁ。

語りたい部分はこの巻の裏話というより、このお話全体の裏話になってしまうので難しいです。むー。

ああ、レオノーラの最後に関しては、採用した永眠パターン一種と、死亡パターン二種、未亡人パターン一種を用意しておりました。

パターン1
・魔物化したレオノーラ、ブランカとセロに倒されて他界。

パターン2
・魔物化したレオノーラ、理性を失ってペルドゥラルに襲いかかり、返り討ちにされて他界。

パターン3
・魔物化することなく、身ごもったままブランカたちと帰郷。

永眠パターンを選んだのは、少女小説であるということを重視したからです。あと、今後の展開を話していた時に、さらっと電話口で前担当様にアイデアを語ったら、「ブランカが主人公らしく目立って、かつレオノーラの最期が美しければいいですよ」とプレッシャーをかけられたから(笑)個人的には2も書いてみたかったなぁと思います。

パターン2の場合どうするのでしょうね、ペルドゥラル。泣くことは絶対にないと思います。魔物だから。でも、知らない感情に戸惑うかもしれませんね。



あとは……最後の最後で王太子となったブランカの弟をだすか否かで、迷ったくらいかな?(誰か覚えている人いるのだろうか?)

『白と黒のバイレ』では、いつも意識していることを外して物語を書いていたので、実は一巻から名前だけは登場しております。次期王太子でブランカの外見年齢と大して年齢差のない年頃とだけ書いておりました。他国との戦争が本格的に開始した場合は登場させるつもりだったのですが、幸いにも水際で留まってくれた……というか、その手前でエンディングを迎えたものですから、わたしの中でブレーキがかかってしまったのですよ(苦笑)

ただ、いくら王太子でも13歳前後の若君が国王と執務を共にしているのは微妙だと思ったし、そもそも読者様の中でブランカの弟を意識している人がどれだけいるのだろうと思ったこと、登場させたらさせたで突然現れたように見えてしまうことを意識して、名前だけの存在になっていただきました(ごめんよ)

国同志のいざこざがメインの物語だったら、確実に登場させたんですけどね。バイレは誰がなんと言おうとラブロマンスなのでラブが中心だったのですよ(←全3巻を主張した理由の一端)



ラストのちびっ子たちは書いていて楽しかったです(笑)セロは名前だけ登場。

個人的にはあのままのラストで完結でもよかったんですけれど、二代目担当様がセロが登場するエンディングを!と主張したので、セロがメインのエンディングが短編集に収録されることになりました(笑)

Category: ビーンズ文庫裏話

Tag: 白と黒のバイレ裏話 
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