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惚れて通えば千里も一里

瑞山いつきの公式ブログです。

 

相棒とわたし(ややネタバレ) 

相棒とわたし (f-Clan文庫)相棒とわたし (f-Clan文庫)
(2011/11/18)
瑞山 いつき

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◆タイトルはインパクト勝負です!
わたしには仮タイトルが本タイトルにならなかった場合、決定までにこじれるという嫌なジンクスがあるのですが、今回も例にもれず、タイトルが決まりませんでした(笑)
特殊読みする単語や登場人物名が一部除いてゲルマン系なので、実はタイトルもそうしようとしたのですが……カタカナ読みだと、読者さんに通じないよね……という話になりまして。

数撃ちゃあたる戦法で、だぁーと提案したタイトルの一つが、『相棒とわたし』でした………………サブタイトル案だったんですけどね。

この中ではこれが一番いいと言われて、でも某ドラマ思い出さないですかと抵抗しつつ、内容にあっているといわれれば……確かに一番内容に即したタイトルとしか言えず(笑)
「本当にこれでいくんですか?」「他に代案ありますか?」「……ありません」の会話を経て、こうなりましたよ。

◆目指した「相棒」部分はマイアミ・バイスでした!
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(2006/12/22)
コリン・ファレル、ジェイミー・フォックス 他

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元々米国のドラマだったらしいのですが、わたしは映画館で観たこれしか知りません。

でもでも、とっっってもかっこいい相棒だったのですよ!!
黄金期のハリウッドを彷彿とさせる爆発&アクション&軽いエロス!
かっ飛ばした物語に、始終くらくらしておりました。ここまで気持ちよくアクションしてくれたら、もう内容なんていらない!とまで思えたのははじめてでした。いっそ清々しかったです。
うん。アクションが苦手で物語の内容重視な人にはお勧めしません(笑)

でも、ハードボイルド好きな人は、たぶん痺れます!

もちろん目指しただけなのでまんまじゃないですよ~というか、こちらは男女で少年少女なので、「将来的にああなりたいな」の理想に近いです。

『相棒とわたし』は、すっごい大昔のたたき案だと核獣の退治屋さんの相棒物でした。一転して学園物になったのですが、あっちのままでもf-Clanさんならださせてくれたかなー。ただ、詳細に設定した学園の設定がもったいなくて、結果このままになったんですけどね(笑)

◆核石〈シュトラール〉の原点と核石武器〈エルガー〉
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(1997/01/31)
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核石〈シュトラール〉の原点はたぶんここからきています(笑)武器にマテリアをセットして、特殊効果を得られるのですよ。
武器にはめられるマテリアの数が武器によって決まっていたりと、なにかと制限があるのですが、その不自由さが逆に楽しかった思い出。

『相棒とわたし』の場合は武具は二種類。
長剣の場合は鞘の内側に埋まっている核石の種類だけ、特殊攻撃が作動します。オーソドックスなタイプは核弾〈ラーゼン〉の特殊効果と同一。高価なやつだと、能力が一つ追加されます。
剣身は核石のエネルギーを運ぶ伝導体の役割も兼ねているので、鞘の中の核石は小さくても大丈夫。ただし、匠の技、核石および剣身の材質によって、発動するエネルギーにも多少差はあります。でも、当たらなければ意味がないので、使い手の腕と体力が重要。ローコストだけれど、ハイリスク。

長銃の場合は、基本単発式です。弾の中に特殊なエネルギーが封じられているので、頑丈さ必須。連発はできませんが、装填準備中にある程度のクールダウンはできます。でも、撃ちすぎると、よっぽど性能のいい銃じゃないとガタが出て照準があわなくなります。ハイコストだけど、ローリスク(剣に比べればですが)。短銃もありますが、一巻ではでてこないので割愛。

◆旧貴族と平民
作中さらっと説明はしているのですが、語らせてください。
ええと、ユングリンガ国は内乱が多い国で、数十年単位で王制、民主制が繰り返されているので、旧貴族たちは表面的な身分が平民になっていても、また王制になれば貴族身分が復活すると思っている人がたくさんいます(そうでない人ももちろんいますが)

核石〈シュトラール〉の開発、核石機械〈シャルム〉使用は元々旧貴族の人たちが現在の実用段階まで磨いた歴史があり、自負があります。総数は平民に負けますが。核石〈シュトラール〉にかかわる人間としての割合で考えれば、旧貴族の人間はこの業界に多く、また優秀な人間が多いのも事実です。

滅核獣師〈リッター〉や、滅核獣師〈クラフト〉などの戦闘兵種は戦いの最前線に立つ仕事なので、腕っ節の強さが存在意義でもあり、平民でもヒーローになれる可能性はあります。しかし前述したとおり、こちらも腕の立つ人間は旧貴族の人間が多いです。でも最前線に立つ者同士で気持ちが通じ合うことも多いので、戦闘兵種の人間はわりと身分どうこう考えない人間が多いです(もちろん例外もいます)

核石に関わるお仕事で、一番人数が多いのは技術系の核石加工師〈トイフェル〉です(安全な地に在駐できる職業なので、人口が減らない。もちろんチームとして滅核獣師〈クラフト〉と共に旅をする人間もいます)。で、利権も多く関わるお仕事なので、こちらの業界では古くからその技術に関わる旧貴族が幅をきかせていたりします。

レア職業が回復師〈グリュック〉。核獣〈ヴィーダ〉の被害をなかったことにしてくれるので、身分関係なく、とても大切にされます。もちろん能力が高いのは以下同文。生きているのが第一の使命。お医者さん、看護師さんと兼業している人もいます。病気は治せません。

◆学園物ゆえにわりをくった大人たち
本当はロティ先生の出番がものっそい多い物語で、彼女のお兄さんも人間の姿でちょろっと登場していたのですが……わたしが書きすぎたというのもあり、「学生中心でいきましょう!」と指示をいただいて、ごっそりとロティ先生の出番を削りました……そして、削ってもそこまで物語に影響がなかった事実に、愕然(笑)ついでにロティ先生と一緒に登場していた至上なる閣下も出番が減りました。

ただ、どうしてもロティ先生が語り手じゃないと説明できない部分があったので、短編でまとめました。そちらが巻末の『だからもう少しここにいようか』になります。
しかし、やっぱりそのまま放置はもったいないので、削った部分はそのうち小話として発表予定です(笑)

Category: f-Clan文庫裏話

Thread: ライトノベル

Janre: 小説・文学

Tag: 相棒とわたし裏話 
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