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惚れて通えば千里も一里

瑞山いつきの公式ブログです。

 

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ツイッター診断メーカーまとめ(ややネタバレあり) 

一月刊の宣伝を兼ねて遊んだ結果をツイートして、ちょっとこのままタイムラインの海に消えてしまうのがもったいないなぁと、思ってしまったのですよ。ついでに追加したくなってしまったエピソードもちょこちょこと書いてみました。
幼なじみは前世で魔王! ~エヒト・サーガ~ (ビーズログ文庫)幼なじみは前世で魔王! ~エヒト・サーガ~ (ビーズログ文庫)
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・上記二冊が未読で、これから読むつもりの方は読了してからの方が楽しめるかもしれません。

・未読だけどネタバレを気にしない方へ。結末の行方は書いておりますが、当然のことながら経過は書かれておりません。面白そうだなと少しでも思っていただけたら幸いです。

・上記二冊を読了された方へ。あなたのために書きました(笑)どうかお楽しみくださいませ。

《》が診断メーカーの名前です。

◆以降の色文字が診断。

作中の設定を借りたエピソードがありますが、つながってはおりません。


大勢の中から君を見つける方法
【眠れない悪魔と鳥籠の歌姫】
◆大勢の中からアルドを見つける方法

《※全国民がすでに知ってますけど?》


アルド「当然ですね。どんな群集の中にいようと、一番美しいのが俺です」


【幼なじみは前世で魔王!~エヒト・サーガ~】
◆大勢の中からフィンを見つける方法

《※リア充以外の方には教えられません》


ミア「どうしてリア充以外教えられないの?普通にわたしが名前を呼べばいいだけなのに」(無視するレーツェル)


あなたが突然好きな人に『ぎゅーってしていい?』って言われたー
【眠れない悪魔と鳥籠の歌姫】
◆好きな人「ぎゅーってしていい?」 アルド「ぎゅー?ちゅーじゃなくて?」 好きな人「えっ」 アルド「ちゅーがいいな」 好きな人「わ…わかった…」 好きな人は照れながらもあなたに顔を近づけてきた

普通に帰宅して、いつも通りに食事をして、たわいのない会話をした。

平和な……誰の家にも訪れるような、なんてことのない時間が、たまに無性に愛しくなる瞬間があるのはアルドにもわかる。わかるのだが――

「は?」

思わず問い返してしまった一言に、ニーナの頬が赤くなる。

「ごめん。やっぱりなんでもない」

手早く空いた食器を片付けて、台所に逃げようとしたニーナの手首を捕まえれば、重ねた皿ががちゃりと不吉な音を立てる。
割れたら後でうるさそうなので、丁寧にそれらをテーブルの上に戻してから、アルドは薄く笑った。

「ニーナ」

わざと低めた声で甘くささやけば、びくりとニーナの肩が震える。

「ニーナ、もう一度言ってください」

そっと耳の裏を人差し指の腹でなでて強請れば、悔しそうにこちらを睨みつけてきた。
憎たらしい表情だが、あんな言葉を口にしたのはニーナなのだ。うっかりと口にしてしまうほど、距離が近くなったのだと思えば、自然と唇が笑みの形になる。

もう一度名を呼ぶ。

名を呼ぶたびに、愛しさが募る気がする。

「ニーナ」

我ながら甘ったるい声をだせば、「わかったから!」と、自棄になったように負けを宣言された。そこまで恥ずかしがらずともいいだろうに。
繰り返すが、言いだしたのはニーナなのだ。

「だ……抱きしめても、いい?」

繰り返された言葉に、もちろん……と、ここで即答するのは、もったいない気がした。

「抱きしめるだけですか?キスは?」

「え?」

「キスのほうがいいです」

にっこりと笑ってやる。

「わ……わかった」

「…………」

「アルド、屈んで」

ニーナの言葉はもうアルドを縛らないけれど、速やかに命令に従った。

「こんな時ばっかり素直なんだから」

文句を言うニーナの吐息が、アルドの唇をくすぐる。

自分から触れてしまいそうになるのを我慢して、小さく笑ったアルドは柔らかな感触を待ち望んだ。


◆好きな人「ぎゅーってしていい?」 ニーナ「やだ」 好きな人「そっか、じゃあいいや」 ニーナ「えっ」 好きな人「なに?」 ニーナ「あ…いや…」 好きな人はにやにやしながらあなたを見つめている

「ニーナ、抱きしめていいですか?」

そんなことを確認してくるんじゃないと言いかけて、先日うっかりぽろっと口にしてしまったニーナの失言をからかうつもりなのかと思い至る。

「やだ」

反射的に拒絶したら、驚いたようにまばたいたアルドは、小さなため息をついた。

「そうですか。ならいいです」

「え?」

漏れてしまった不満の声に、アルドは無駄に美形な顔に笑みを浮かべる。

「何ですか?」

悪魔は堕ちたはずなのに、この男はこんな時に容赦をしない。

「べ……別に……」

そっぽを向いたニーナに、魅惑的な声が追い打ちをかけてくる。

「ニーナ」

甘ったるい声に、ぞくりと背筋が震えた。
赤くなった耳を隠すように両手でふさいで振り返れば、意地の悪い目でにやにやしている男と目が合う。

「知らない!」

どかどかと、わざとらしい足音と共にそこを去れば、楽しそうな笑い声がニーナの背中を追いかけてくる。
伸びてきた手に気づいていたけれど、素知らぬふりをして捕まるのはいつものことだ。


【幼なじみは前世で魔王!~エヒト・サーガ~】
◆好きな人「ぎゅーってしていい?」 ミア「なんでしたいの?」 好きな人「えっ」 ミア「言わなきゃさせてあげないよ」 好きな人はもじもじしている

「…………抱きしめたい」

ぽつりと呟かれた声に振り返ると、フィンが真っ赤な顔で自分の口許を押さえて目をそらしていた。緊張すると凶悪さを増す顔は、いっそ殺気立って見える。けれど今更そんな表情に臆するミアではない。
照れているだけだと知っているから、意外と整っている鋭い顔つきはミアにとって可愛いものでしかない。

(どうしようかな?)

ちょっとだけ、もしくは大きく変わった二人の関係を、その距離感をミアもフィンも探っている真っ最中だ。
大好きなのは変わらないけれど、その色合いが違う……と、思う。
お互いに自覚している?
本当に?
迷いながら、けれどまっすぐにフィンの目を見る。
赤茶色の光彩は、日の光の下で石榴石〈ガーネット〉のような濃い赤に色を変えていた。
綺麗だと、心から思う。あの瞳に、自分はどう見えているのだろう?

「なんでしたいの?」

「え?」

試すようなニーナの問いかけに衝撃を受けたフィンは、あからさまにしょんぼりと肩を落とした。

(…………そこまで本気にとらなくてもいいんじゃないかしら?)

恋人同士の駆け引きというか戯れのつもりなのに、どうして「やっぱり」とか呟いているのだ。

「もういい」

自分の気持ちを信じていないのだなと、こんな時ばかり察しのいいミアは、フィンに背をむけて勢いよく足を踏み出した――が、一歩目が地面につく前に、肘をつかまれた。

振り返れば、すがるような目をしたフィンが、赤い顔のままぱくぱくと口を動かしている。

「俺は……」

「うん?」

先を促し、フィンを見上げる。

――ちゃんと言わないと、抱きしめさせてあげない。


◆好きな人「ぎゅーってしていい?」 フィン「えっ」 好きな人「ちゅーの方がいい?」 フィン「う…うん…」 好きな人「了解」 好きな人は笑いながらあなたにキスをしてきた…

「ねえねえフィン」

軽い調子で話しかけられて、フィンは何気なくそちらを見た。

いつの間にか広がった身長差を考慮して、少しだけ腰を屈めてミアと目線を合わせる。

「ん?」

言葉少なに続きを促せば、彼女は瑠璃〈ラピスラズリ〉のような青い瞳を輝かせて、無邪気に続けた。

「ぎゅーってしていい?」

「は?えっ?」

逃げるように顔を上げようとするが、その前に首筋に抱きつかれた。


「キスの方がいい?」


時間が止まる。

思わず見てしまった唇は、ふっくらとしてとても甘そうだ。

ごくりと喉が鳴ってしまう。

傷つけないように大切にしたいのに、一歩間違えればミアにひどいことをしてしまいそうで怖い。

でも触れたい。触れてくれると、ミアが言った。

頷いていいのだろうか?頷きたい。

「……うん」

ぐらついた理性が勝手に返事をすると、この世で一番愛しい少女が嬉しそうに微笑んだ。

「了解」



思いの外、ミアが小悪魔になってしまった(笑)作中のミアは天然な娘さんですよ。

Category: 『もしも』話

Thread: ライトノベル

Janre: 小説・文学

Tag: 眠れない悪魔と鳥籠の歌姫  エヒト・サーガ 
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