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惚れて通えば千里も一里

瑞山いつきの公式ブログです。

 

ガラクタ伯爵の婚約 人形の花嫁の欠けた心 (ややネタバレあり) 



申し訳ありません。裏話を書いてなかったんだなと、今さっき気づきました。
正確には書きかけて放置していた模様。
いつもどおりな徒然語りですが、それでもよろしければ、続きからどうぞ。
お人形みたいな女の子が主人公の物語をつくってみたくなって、もやもやと考えていったらスチパンになりました。

スチパンは売れないらしいのですが、インパクトがあればなんとかならないかなぁと、ヒーローが冒頭からウエディングドレスでヒロインを押し倒した次第(⌒-⌒; )



◆セラフィーナについて
人のレールにそって生きてきた、外見も中身もお人形さんのような女の子です。
自己中な家族に振り回されて、型にはまって生きることで居場所を得てきたセラフィーナが嫁いだ先が、型破りというか、型が自分にしか見えていない男だったから、セラフィーナの苦労が忍ばれますね。ごめんね。
元々親友がお人形だったお嬢さんなので、アダムとの生活に慣れれば楽しいんじゃないかなぁと思いますよ。
バートランドさんもシェリーもいますしね!(ヒーローの立場!)

◆アダムについて
アダムは基本的に技術者特化型で、がっちりマイルールが決まっていて、それが中心です。人の心がわからないわけではなくて、どうでもいいだけという……。
「相手が自分に合わせるのが当然。だって自分は人形を作るのに集中しているから」
ですね。はい。迷惑な男です。ごめんねセラフィーナ。

正直、カラーページにアダムの女装姿がこないかなぁと、期待しておりました!うん。こなかったんですけどね。残念です……。

◆バートランドについて
バートランドさんはわたしの中の理想の執事です。執事はある程度お年をめした方のほうがいい派です。
城の中生活面での管理はもちろん、城の外の経営面でのサポートもしていらっしゃいます。ついでにご主人様の護衛も。
アダムは基本的に技術屋さんなので、経営もやるにはやるけれど、大雑把な方針だけ決定して、細かい部分はバートランドさんにぶん投げてます。
わたしの作品の中では、ちょっと類を見ないほどのパーフェクト・ヒューマン。
あ。最近、彼に張る執事をちらっとだけ書きましたが( ̄∇ ̄)

◆シェリーについて
シェリーもお気に入りでした。元海賊(のお宝を手に入れたラッキーマン)の理想の結集。しかしそのままだとすぐに盗まれたり、壊されたりしそうだったので、初代様がちょっとサービスをして、自分で自分の身を守れるように最強の人形になりました。たぶん思う存分技術をつぎ込めて楽しかった御礼でしょう。
最初のご主人様のことを深く愛していて、でも自分では壊れることはできないし、ちょっと頑丈に作られてしまったので、アダムの下で楽しく仕えながら朽ちる日を待っています。
シェリーは最初、バートランドさんが人形なんじゃないかと疑って、ちょこちょこバトってました。

◆セラフィーナの家族について
軽くですが、こういうところがある身近な人間をモデルにしました。
自分勝手でとてもそうは見えないけれど、それでもどこかに愛があったなぁと。
これが進むと誰かが犯罪に走るんだろうなと思いつつ、セラフィーナがなんとか無事に育ってよかったです。



◆世界観について
水蒸気がぼわっと噴きだす世界観を書いてみたくなったのは、三銃士の影響かもしれません。
ドレスが書きたい病にかかって、セラフィーナには色々とお着替えしていただきました。ついでにアダムも(o゜▽゜)o
表紙のイラストが本当に理想的で、はじめて見た時は嬉しかったです。

できればもっとホラー風味にしたかったんですよね。せっかくのお人形だし。
月夜の下で人形の首が外れる幻を見たりとか、なかったはずの人形が枕元にあったりとか、片足の取れた人形が、自分の足をつかんでいたりとか……。
スチパンとの兼ね合いと、少女小説らしさのバランス的に、あのあたりがギリギリかなぁと思っています。

できれば続きが書きたかったものの一つです。
楽しんでくださった方はありがとうございました。

Category: 一迅社文庫アイリス裏話

Thread: ライトノベル

Janre: 小説・文学

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