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惚れて通えば千里も一里

瑞山いつきの公式ブログです。

 

マギの魔法使い 魔女たちは恋愛中!(ややネタバレ) 

マギの魔法使い    魔女たちは恋愛中! (角川ビーンズ文庫 44-14)マギの魔法使い 魔女たちは恋愛中! (角川ビーンズ文庫 44-14)
(2008/09/01)
瑞山 いつき

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コンセプトは『小悪魔な白魔女と天使な黒魔女(でもやっぱり生身の女の子)』でした♪

マギは毎回サブタイトルで担当さんと一緒に悩みまくるんですが、今回は珍しくわたしがプロット時にだした仮タイトルがそのまま通りました。

せっかくお揃いの服を着せたのだから、ぜひともカラーで女の子二人の表紙絵が見たい!とか思っていたのですが、念願叶わず恋に悩むメイン三人が表紙でした。でも、さりげなくアクアマリンの宝石が表紙にあって嬉しかったです♪中で女の子二人のイラスト描いてもらったし♪

本当は別に魔女装束として着せたいドレスがあったのだけど、仕事中しか着ないものとはいえ、どう考えても旅にむかない衣装をエメラルドが選ぶとは思わなかったので、『厚地の布でできるデザインで、今まで着てないもの』を考えてああなりました。

正直、昔、日曜の朝にやっていた魔女っ娘アニメを思いだし(詳しく知らないのでイメージですが)、念のため小説にする前に担当様に「やりすぎですかね?」と相談してみたのですが「可愛いからいいんじゃないですか?」と、あっさり答えが返ったので、結川さんのデザインセンスにすべてを賭けました!賭けてよかったです!!!

何点かデザイン案をだしていただけたので、作者特権で一番気に入ったデザインを選ばせていただきました♪

残念ながらイラストにはありませんでしたけど、コウの衣装も遊び人っぽくて可愛いのですよ。わたしのPCの壁紙は、コウと黒魔女姿のマリンが二人で並んでいるキャララフを張りつけてます♪(キャララフというのは、イラストを起こす前に「このキャラこんな姿でいい?」と確認をとるための下書きみたいなものです)

コウの名前は、本当はコウが名字でピンインが名前です。名前の由来は作中のままで、中国語です。コウはあちらの賭博映画の登場人物からいただきました。

マリンの故郷に流れてきた時にうっかりそのまま名乗って、訂正も面倒だからいいやって感じで、今にいたってます。マリンあたりには教えてそうですが、『コウ』と呼ばれ慣れているからもうそれでいいんでしょうね。自分のことにはドライなので、名前も個体識別のための記号としか思ってないだろうなと思います。

2章の章タイトルであり、マリンが説明するコウの職業というか、印象をどうしようかでかなり悩みました。

『ろくでなし』だと働いていないようだし、コウが昔やっていた仕事を今風に言うと『スカウト』だったりするのですが、一般的にそう聞くと、明るい夜の街角で「今いくらお給料もらってるの?倍稼げるよ、うちの店こない?」と聞いてくるお兄ちゃんより、芸能プロダクションの方を思いだすだろうから却下しました。

ちなみにコウは女衒の他に、詐欺や掏摸やイカサマ賭博もやってました。ヒモ生活も経験あります。その場その場でふらふらと流れて生活していったのでしょう。

イメージ的に『器用貧乏な何でも屋』だったりするのですが、それもあんまりだし『ヤクザ』や『ごろつき』や『チンピラ』はいくらなんでもやめといたほうがいいだろうし……と悩んだ末の『ならず者』です。余計悪くなったような気がしないでもないですが(笑)裏社会の組織に関係ない感じで、幅の広い意味の単語なので採用しました。

へらへら笑いながら、達者な口で人を騙し、強かに生活していたコウを、場所はともかくとして箱入りのマリンが嫌うのは当然だったでしょう。でも、コウははじめマリンに無関心だったと思います。そこが余計に腹が立って……みたいなとっかかりで、だんだんと恋に落ちていったようです。コウの場合は落ちたら早そうだ(笑)

マリンと逃げだしてからはマリンの用心棒兼交渉役をお仕事としていました。たまに日雇い労働。


今回のメインキャラたちは、エメラルドを中心に自分の感情に振り回されてますね(笑)作者的に恋愛編です。

予定どおりの流れのはずなのに、エメラルドの心中がこっぱずかしかったです。

そしてウォレスの動揺が、書いてて楽しかった(笑)

作中でもエメラルドが言っていますが、恋愛観は人それぞれなので、マリンの言葉がすべてではありません。大丈夫だとは思うけれど、物語に影響されやすい年頃のお嬢さんはご注意くださいませ。そんな考えもあるよね程度に思っていただければそれでいいです。あれはあくまでマリンの考え方ですから。

Category: ビーンズ文庫裏話

Tag: マギの魔法使い裏話 
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